冬季うつ

最低気温がどんどん下がるようになり、毎年恒例の冬季うつのような症状が徐々に出始めている。とはいえ、一番酷かった2016年に比べると比較にならないほど軽くはあるのだけれど、全体的に不安が強くなることが増えてきた。これは冬季うつではなくパニック障害の症状の方なのかもしれないけど…。パニック障害は8月や12月など、気温が極端な時期に悪化する傾向にあるらしく、過去の自分のケースを振り返ってもなるほどという感じだった。個人的には1月〜2月が一番の鬼門であり、2月末に発症したので半ばトラウマになりつつある。

冬季うつの症状が強かった時を振り返ると、全体的に何もやる気が起きない、自己肯定感の著しい低下、朝起きられない、日中を通しての過眠傾向、過度な間食などがあった。とにかく落ち込みやすく、そしてナイーブになりやすく、パニックの症状と相まってなかなかしんどかった。「あと数ヶ月で春が来るから大丈夫」と言い聞かせていた。今はそこまでではなく、落ち込みつつも仕事はできるし(ここ数年はずっと年末が繁忙期なので気が紛れているのかもしれない)、ここ数年12月ごろを指して「ホリデーシーズン」と呼ばれるようになり、その響きがなんとなくホリデ〜な感じがして気分がいいので、「魔の12月」と思わず「ホリデーシーズンの12月」と思い込むようにしている。

今年も体調を崩さない程度に仕事をしてなんとか乗り切っていきたいと思う。なんやかんや、2023年もあと少しだ。