推しの健康

自分はKing & Princeの永瀬廉さんを5年前から応援している。

ここ最近、というか今週の月曜日、グループとして歌番組に出ていたのだけれども、その時に額から大汗を流しながら歌っていた。その時は、2曲披露で1曲目が激しいダンスナンバーだったのと、季節外れの暑さの日なのにコートの衣装を着ていたので、照明も相まって暑かったのかなと思った。ただ衣装がビショビショになりそうなくらいの汗の出方だったので気になっていた。

今日、映画の舞台挨拶があり、今日はさほど暑くもないはずなのにまた汗が出て、2回退席したらしいというニュースを見た。実は先月も舞台挨拶の途中で汗が原因で退席している。その時はあんまり気にしていなかったが、上述の歌番組の汗の出方があまりにも凄かったので、さすがに体調がおかしいのでは?という気がしてきた。

そしてさっきは舞台挨拶からの歌番組に出演していた。トーク中は汗はかいていなかったが、やはり曲披露が始まると2分半程度のことなのに額の真ん中から汗がダラダラ出ていた。もともとそんなに踊っていて汗が出るタイプではなく、せいぜいライブの後半で人並み程度の汗が出てくるタイプの人だ。

この大汗、自分も自律神経が乱れている時に何回もなったことがあるので、自分と程遠い人でありながら、今年に入ってのグループの分裂や、所属事務所の解体など、本人の本厄に被さってくるようなストレスの要因になりそうな出来事が続いていることから、それらが起因しているのではないかと思ってしまう。いくら今年が異常気象といってもあの汗の出方はちょっと尋常ではない。真冬なのに一人だけ大汗をかいていた自分を思い出してしまう。

5年応援していて思うのは、彼の自分の気の抜き方を知っている人であり、「いい加減」でマイペースさを保ちながら仕事ができる人である。その考え方を知っているので、自分のような気の抜き方が分からない、根暗ネガティブ人間とは違うのだと思っていた。だけれど、あくまでそれはアイドルとしての姿なので、裏側では苦しんだりもがいたりしているのかもしれない。特にここ最近の環境の激変で、戸惑っていないわけがないと思う。

自分の経験談に当てはめる形になってしまうが、苦難な状況で、自分では気にしていない、まだまだ行ける、むしろこれからがスタートだ、とブーストをかけている時が一番ストレス負荷がかかる。彼の雑誌のインタビューを読むに、一見ポジティブであるが、この状況をなんとかポジティブに捉えようとしている気がしなくもないので、その負荷があまりにも大きくて潰されてしまう前に、もし辛いのなら一度遠慮なく心と体を休めてみてほしいと思う。

一時的な症状で気にしすぎかもしれないけれど、「気にしすぎ」で終わることを願っている。推しの健康が自分の健康なのです。