ハードル

ここ数年、自分が自分に求めるハードルがどんどん高くなっているなと感じる。主に仕事面で。ある程度メンタルが鍛えられてきているという意味では良いことなのかもしれないけど、変に完璧主義なところがあるので、行きすぎてまた前みたいに病まないか不安でもある。パニック障害になる前は、行き帰りの電車ですごい人になる方法とか一流の人の習慣みたいな記事を読んではガックリ落ち込んでいたので、悩む方向性が見当違いだったんだろうなとは思うのだけれど。どう頑張ってもなれない自分の姿ばかり探していたような気がする。

今の自分にできることをコツコツ積み重ねる、という生き方が、20代前半はものすごく地味で気力のいることに思えて、早く早く結果の出ることばかり求めていたような気がする。なれない姿になろうとするより、なれる姿で歩くスピードを上げる方が結果的に自分のためになる、と気づいたのはここ数年のことだ。違う方向に走りたくなったらこのことを思い出している。走る気力がある人は走ればいいけど、今の自分は早歩きくらいでいい。

珍しく以前のブログに書いていたような記事を書いてみた。たまにはこういうことを言語化するのも大事かもしれない。