PlanarT* 50mmを持って散歩した

ようやく晴れたということで意気揚々とPlanar 50mmを持って外に出た。1km圏内の近所をくまなく歩くこと4回。めちゃ近いのに歩数5000歩行った。多動すぎ。普段が歩かなさすぎ。

昼前、昼、昼過ぎ、夕方の4回に分けて写真を撮った。昼前はめっちゃ涼しいんだろうなと思って外に出たら思いのほか暑くてちょっとしか撮れなかった。この時の光はキラキラ。

ただの道でこのクオリティ、恐ろしくなる。都市部と違って店がないのであまり撮れるものはない。ガヤガヤしたボケの写りが好きだ。

お昼ごろはやや曇っていた。天気的にも微妙であまり撮れ高なし。どこかのお家からラーメンの匂いがしてくる。自分も塩分が欲しくなり、キユーピーの納豆パスタを食べる。

昼過ぎは犬の散歩ついでに撮る練習をしてみた。以前ボディ本体を落としたことがあるので、扱いには気を使う。意外と撮れるものだなと思った。逆光には弱く、フレアが出まくる。一瞬、富士のレンズと同じくらいバキバキに撮れる時がある。おもしろいレンズだなあ。

夕方、多分一番Planarの実力が発揮できるのではないかと思う時間帯に行った。ただあまり日当たりのいい地域ではないのですぐに暗くなる。彼岸花はこの時間帯が一番哀愁がある。ただの葉っぱがチュルチュルに写って卒倒する。このソフトさが魅力的。

そんな感じで、帰ってきては現像してニヤけるという作業を4回した。ハマるとしつこいくらいハマるタイプだな、と思う。やっぱりピント合わせが難しいとか、二重にボケてる時があるなとか、ちょっと滲んでるなとか気づくこともあったけど、それにしても良いレンズすぎる。年末年始とか、とても雰囲気のある写りをしてくれそう。これから色んな場所に行って魅力を引き出してみたい。

そして半年か1年くらい経ったら次はSonnar 50mmを買っていそう。Zeiss沼、深すぎる。