夜行

ここ数日にしては珍しく目覚めが良く、体調も良好でタスクをこなし、さあ一日も終わるという時に母の「ライトアップされてる福知山城が見たい」の一言で福知山城に行った。

ど引きこもりなので19時以降に外出すること自体が珍しい。薄暗い(というか真っ暗)な田園風景を抜けると煌々と光る福知山市街が見えてくる。この風景が昔から妙に好きだ。京都の夜景はさらにもっとキラキラとしていて、高速に乗る手前に振り返ってよくセンチメンタルな気持ちになったものだ。沓掛インターに入る手前の景色が好き。

やっと夜になって涼しくなり、人もあまりおらず、快適な福知山城周辺を歩く。ライトアップされたお城を撮っていると後ろから「ニャオ〜ン」の声。どこかの家の飼い猫が草に潜んでいた。カメラを怖がらない猫ちゃんだった。

お城の横の、閉館したフクレルを母と歩いた。母はフクレルの建物をちゃんと見るのが初めてだったので興味深そうに見ていた。「ずっと残るものができてよかったね」と言われた。そういえばロゴと自撮りをしようと思っていたのにしてないな、と思って暗闇の中自撮りをした。また開館してる時に家族と来たい。

明日は歯医者だけどあんまり考えすぎないようにしたい。無で突入したい、できるかな…。