台風

舐めてかかってたわけではないんだけど、直撃コースではあるものの暴風の方にばかり意識が取られて、雨に関してはこの1ヶ月間全然降ってないし、降ってもまあたいしたことないだろうと思ってたんだけど、まあたいしたことがありました…。

結論から言うと自宅周辺は全く大丈夫だったのだけれど、台風本体の雲が来る前に、線状降水帯ではないらしい謎の収束帯パワーにより(姉が気象予報士さんのライブ動画で聞いたらそう言っていたらしい)強い雨雲が断続的にかかり、地元の隣である舞鶴や福知山がすごいことになってしまいました。

昨日の夕方に台風用の買い出しに行った時は全然降ってなかったけど、帰ってきて夜になってから、21時〜22時あたりから急激に雨が強まって、舞鶴のあたりにやばい雨雲がやってきては消え、やってきては消えを繰り返しているのをレーダーで見てこれはまずいぞ〜と思い、急いでシャワーに。雷も激しく、音はそうでもないけど未明くらいまでずっと稲光が光っていて、過去に経験した例だと2014年8月の福知山豪雨にとても似ていました。

水害は慣れているとはいえ、ここで油断してうっかり寝ると危険なんじゃないかと思い、神経を尖らせつつも眠気に勝てなくなってきたころに避難指示が発令。
文面を確認すると、どうもうちの地域の川はまだ大丈夫なのではないかと家族が言っていて、川の水位を見ながら様子を見ることに。
結局そのままほぼ寝れなかったものの、朝方から雨が落ち着いてきたのを確認すると眠気がやってきて3時間〜4時間くらいは寝ました。

朝、もともと予定が入っていたオンライン診療があるため無理やり起きて、終わったあとに二度寝をしようとしていたところ、母がテレビを見て叫び声を上げていたのでなんだ?と思い聞くと、テレビに母の知り合いが映っていたとのこと。
そのあと知り合いに連絡を取ると、家の横の川の水が溢れて、自家用車が流され、床上浸水し、2階以外ほぼ使えない状態になってしまったと。
その知り合いの家には何回も行ったことがあるので、見知った場所、まして人家がそんな状態になっているのを見ると、さすがにショックで言葉が出てきませんでした…。

その後、雨は小康状態になり、風が強くなったり弱くなったりを繰り返しつつも、これはまあ大丈夫だろうなと思ったので家で寝たり、ご飯を作ったりしていました。
そして先ほど避難指示が解除されて今に至ります。

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大阪の台風21号の件が頭をよぎり、破壊級の暴風が吹いたらどうしようということにばかり考えを巡らせていたので、雨でここまでボコボコにされるとは想定外でした。
コースは分かっても、実際にどういう被害になるかは来てみないと分からないので、やっぱり油断しちゃいけないなということを感じさせられました。
これから台風シーズンに差しかかって、なんかあともう1回くらいは来そうな気がするので、その時は気を引き締めないとなと。

とりあえず無事なので、明日から通常運転に戻っていきたいと思います。お盆感が全然なかった…。