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kewpie's blog

日常のことが多め。

昔からの悩み

雑感

生まれたときから京都府の北の方*1に住んでいるのだけど、例えば初めて会った人などに「どこに住んでいるんですか」と聞かれて「京都です」と言えたためしがない。言うと間違いなく詐欺になるからである。世の人のイメージは「京都といえば京都市」であって、おそらくそれ以外の地域は京都という言葉の対象になっていない。なので、このシンプルな質問に大変頭を使うことになる。地名を言ってもまず分からない。「府の北の方なんです」と言ってもあまりピンと来ないはずである。最悪地図を見てもらうことになるし、いったい一発で認識してもらうにはどうすればいいのだろう、と昔から悩んでいる。

この悩み、周辺の地域に住んでいる人は皆そうらしく、ある意味同じ悩みを共有している。良くも悪くも、京都の存在は大きすぎるし、「京都府」という府名がそれをよりいっそう深刻化させていると思う。京都府民なのに「京都出身です」と胸を張って言えないのである。嘘はついていないのに。だからと言って、わざわざ「京都府の出身で〜」から紹介を始めるのも煩わしい。たぶん、大阪の人は「大阪府の出身で〜」とか言わないのではないか、と思う*2

今なら、府の観光政策の一環で海の京都とか森の京都とかお茶の京都とか色々あるので、例えば「海の京都出身です」と言うのもアリなのかもしれない。最近になってこういう観光政策が進み始めたのはありがたい話である。というか、この悩みを持ち始めたのはすでに物心ついたときからの話なので、個人的には遅すぎるくらいではある。

兵庫県のように、地域の多様性を認めるような名前であればなあ、と何度か思ったこともあるけど、「京都府民」というのも一つのアイデンティティーではあるので、悩ましい話である。

*1:ぼかした言い方

*2:言う人もいるのかもしれないが

24歳になった

眠れないのでブログを書いています。

今日で24歳になった。歳をとるのが最近早く感じる。特に20代になってからは本当にあっという間だし、この調子だと30代なんてすぐな気がしていて、少し怖い。

23歳、自分の病気とか、とにかく色々予想外の出来事が多すぎて、少し疲れてしまった。もちろん良いこともあったけど、怒涛の一年という感じだった。そのぶん少しは人間的にたくましくなれていたら良いのだけどなあ。試練の年だったのかもしれない。まあ、そんな年もあるさという感じであまり深く考えてはいないのだけれど。

24歳の目標は、とにかく病気を良くしてちゃんと働けれるようになることである。あとは、平和な一年にしたい。体に気をつけたいし、毎日をちゃんと平穏に過ごしたい。デザインも、相変わらずもっと飛躍していけたらな、なんて思っている。色々やっていきたいな。

ここでウィッシュリストを公開… としてみたいところだけど、実家暮らしなのでやっぱりまだやめておく。再来年あたりにはやってみたい。

気負わず、焦らず、でも良い一年にできるように頑張っていきたいし、成長していきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

季節が変わった

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夏が終わった。

そう感じたのは、今日の朝のことだった。空気が冷たくて、ピリッとしている。唐突にやってきた肌寒さに身震いしながら、季節の変化に戸惑った。一週間前の朝は、まだ夏が残っていたように感じる。日射しは以前の刺すようなものではなく、柔らかいものに変わっていた。背中に日光が当たっても、焼けるような鋭い熱さではなく、やんわりと温かく感じる。空を見上げると、雲は下層雲ではなく、上層雲に様変わりしている。季節が変わるのはいつも突然で、あっという間だ。

周りを見渡してみると、夏の間一面が緑色だった田んぼは、柔らかい黄金色に変わっていた。少しずつ色が変わっていたのだろうけど、その変化には気づきにくい。気づいたときには別物になっている。山からは霧がゆっくりと上がっていくのが見え、川はその様子を水面に映して、おぼろげに霞んでいる。秋になると毎年見られる光景なのだけど、なんだかとても貴重に感じる。秋が深まっていくと、視界は霧に包まれて、自分以外何も見えなくなる。空気も、もっとピリピリとした痛みを感じるようなものに変わっていき、吐く息は白くなる。それを知っているから、貴重に感じるのだろうか。

夏の間、眩しいほど輝いていた風景はどこにもない。季節は待ってくれない。同じ場所に行ったとしても、昨日と今日では見えるものも違うだろう。その時その時で感じたことを、ちゃんと記憶に刻んでいきたいと思った。