フィルムコンパクトカメラの沼

OLYMPUS PEN EE-3が家に届いてから5日が経過した。

家に届いてからまさに存在が愛おしく溺愛しており、隙間を見ては持ち歩いている。最初は1ヶ月ほどかけて気長にここぞという場面で使っていこうと思っていたのだが、一体全体どんな写真が撮れているか分からないので早めに現像しておいた方がいいのでは?という気持ちになってきて、急に猛スピードで撮り始めている。それはそれでもったいないが…。

フィルムカメラはこの1台で添い遂げようと思っていたのだが、5日目にして気持ちが変わり始めている。なぜかというと、Rollei 35というさらなる魅惑のブツを目にしてしまったからである。

Rollei 35はPENシリーズよりもだいぶお高めの高級コンパクトカメラに位置するらしい。PENをサクッと買えたのは値段のお手軽さによるところが大きいが、このカメラは中古でもなかなかのお値段だ。しかしめちゃくちゃ高いというわけでもないので1回仕事をすれば普通にペイできるくらいである。何かを買うときの言い訳にこの考え方をしがちなので良くない。

PENのレビュー動画を見ているときに同じ人がRolleiを使っていて、見たことのない見た目に魅了されてしまった。なんてバランスの取れた外観なのだろう。PENにもその美しさを感じているが、やはり小さくて角がやや丸い長方形のブツというのは自分の好みらしい。SIGMA fpも持っていないが外観がとても好きである。

スペックや扱いづらさなどを夜な夜な調べて知ったが、それを上回る魅力がある気がしている。なんといってもレンズがCarl Zeiss製である。ツァイスといえばもっぱら愛用しているPlanarでその魅力と実力は既知の上で、そのレンズでこの見た目でフィルムなんて魅力の塊でしかない。なんとしてでも、買う、と心に誓った。

買うにしても、まずはPENで撮った作例を見て自分の実力を知るところからだ。最終的にはX-E4をメイン、サブをPENとRolleiで揃えたいと思っている。このような経路だと最終的にライカに行き着くのでは?と若干心配だが、今のところライカの写りになぜかあまり魅力を感じていないので行き着かないかもしれない。

しかしカメラは若干お高いお金を使ってでも倍のものが返ってくるとしみじみ思っている。アイドルグッズを趣味でよく買いがちだが、アイドルのグッズは見るだけ・使うだけで一方的であるが、カメラは双方向というか、自分の記憶が別の形で返ってくるのが面白くて癖になってしまう。これは生涯やめられない趣味だな、と思う。