1ヶ月ほど仕事が落ち着いて呆けた顔で日々を過ごしていたけど、またタイミングが色々重なって忙しくなってきた。だいたい忙しくなるペースは毎年決まっているのに読めない感じがする。
今日、創業と同時にロゴを作らせていただいた会社が急成長してホールディングス化していたことを知った。代表の方とは今もお付き合いがあるので、とても感慨深い気持ちになった。自分がロゴを作った会社がここまでの規模にまで成長したのは初のケースで、そこにロゴがちゃんとついていってくれているのか心配になったが、色々なインタビューの記事を見ているとちゃんと役目を果たしてくれているように見えた。
自分が今までロゴデザインを担当した会社は、ほとんどが新規で起業する段階での相談だった。まだ漠然としていて決まっていないものの方が多い段階でロゴを考えるというのは、自分が未来を創る作業の一員になっているようで責任が大きい。だからその先の未来にちゃんと自分が作ったものが機能してくれているかどうか定期的に確認する必要があると思う。もちろん時代の流れや永続的なものなどはないので、その都度刷新が必要なものはそうするべきである。
クライアントさんの事業が上手く行っていると自分も嬉しくなる、というのはこの仕事を始めて知った感情である。デザインを通して親戚が増えていくような気持ちだ。これからも未来に残っていく仕事がしたいと改めて思った。
