地震が怖い

1月1日に石川県で地震が起こってから、今までにないくらい地震を怖がって日々を過ごしている気がする。

多分リアルタイムでNHK緊急地震速報が出る瞬間を見て、震度5強の後に震度7が立て続けに起こったのが衝撃的だったからだと思うのだけれど、東日本大震災の時は距離が離れすぎていて遠くの出来事として認識していた部分があり、それに比べて石川県は北陸で距離的に近く、母方の三重の実家に帰省する時も直近は北陸道周りで帰っていたので怖いという感覚があるんだと思う。怖いと言ってもうちは微塵も揺れなかったのだが…。

母が1日以来ずっと地震の話をしており、家の下にも活断層があって、もし活断層震源地震が起きた場合震度7を記録するという想定が出ているらしい。ただ確率的には不明の話で、それはなぜかというと過去にこの地域で起きた地震が少なすぎて統計が取れないからという話なのだが、日本全国どこでも物理的に危ない地域であることは確かなので油断はできない。

気にしすぎているせいか、毎日のように大きな地震が起きる夢を見る。自分が31年生きてきて一番大きかった地震はせいぜい震度3、あって4くらいで、7なんて想像のできないレベルである。ただ311の直後、地震活動が誘発されていたのかかなりの頻度でゴーっという地鳴りが聞こえ、その後小さくドンっと縦に揺れる微小な地震を経験した。2年ほど前には亀岡で群発地震があり、ここもしょっちゅう揺れていた。

地下で巨大なスーパーマンのような人がこっそり日本全国の地盤を強くしてくれたりしないだろうか。最近はそんなことを考えてしまっている。