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kewpie's blog

日常のことが多め。

遠く遠く

音楽

この時期になると、槇原敬之さんの「遠く遠く」が聴きたくなる。

「外苑の桜は咲き乱れ この頃になるといつでも」という歌詞から始まるので、本来は春うたなのだろうけど、なぜかいまの季節になると聴きたくなる。たぶん、「秋うた・冬うた」というアルバムに入っているからだと思うのだけど。去年の今頃、バイトに向かう通勤電車の中でずっと聴いていたので、この曲を聴くとその時の情景をありありと思い出す。曲中での季節は、曲を聴いていた時の季節と必ずしも一致しない。

東京に上京して、故郷を想いながらも、自分が決めたこの地で頑張っていく、という情景が描写されているのだけど、生まれ育った地を離れて、東京で一人頑張るというのは、日本人にとってすごくよくありふれた風景なのだろう。桜が咲くころの富士山を見るとなんとなくそう思う。実際、同じような情景をテーマにした曲は数多くある。

昔は、自分もそうなるのかなあと漠然と考えていた。今もまだ思っていないわけではないけど、何があって東京に行くことになるのか、いまだに予想ができない。行くかもしれないし、行かないかもしれないし、考えても未来のことは分からない。

通勤電車で京都に向かう70kmは、決して遠くはないけれど、近くもなかった。実家住まいなので、終わったらまた自分の故郷に帰るし、歌詞と状況は違うけれど、違う街で自分なりに頑張る、という点では曲と同じ心境だった。頑張る地が東京じゃなくても、思うことは同じなのである。

僕の夢をかなえる場所は この街と決めたから

自分の夢を叶える街は、一体どこなのだろうか。 

 

遠く遠く(オリジナル 2012デジタルリマスター)

遠く遠く(オリジナル 2012デジタルリマスター)