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kewpie's blog

日常のことが多め。

昔からの悩み

生まれたときから京都府の北の方*1に住んでいるのだけど、例えば初めて会った人などに「どこに住んでいるんですか」と聞かれて「京都です」と言えたためしがない。言うと間違いなく詐欺になるからである。世の人のイメージは「京都といえば京都市」であって、おそらくそれ以外の地域は京都という言葉の対象になっていない。なので、このシンプルな質問に大変頭を使うことになる。地名を言ってもまず分からない。「府の北の方なんです」と言ってもあまりピンと来ないはずである。最悪地図を見てもらうことになるし、いったい一発で認識してもらうにはどうすればいいのだろう、と昔から悩んでいる。

この悩み、周辺の地域に住んでいる人は皆そうらしく、ある意味同じ悩みを共有している。良くも悪くも、京都の存在は大きすぎるし、「京都府」という府名がそれをよりいっそう深刻化させていると思う。京都府民なのに「京都出身です」と胸を張って言えないのである。嘘はついていないのに。だからと言って、わざわざ「京都府の出身で〜」から紹介を始めるのも煩わしい。たぶん、大阪の人は「大阪府の出身で〜」とか言わないのではないか、と思う*2

今なら、府の観光政策の一環で海の京都とか森の京都とかお茶の京都とか色々あるので、例えば「海の京都出身です」と言うのもアリなのかもしれない。最近になってこういう観光政策が進み始めたのはありがたい話である。というか、この悩みを持ち始めたのはすでに物心ついたときからの話なので、個人的には遅すぎるくらいではある。

兵庫県のように、地域の多様性を認めるような名前であればなあ、と何度か思ったこともあるけど、「京都府民」というのも一つのアイデンティティーではあるので、悩ましい話である。

*1:ぼかした言い方

*2:言う人もいるのかもしれないが