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kewpie's blog

日常のことが多め。

アイドルと青春

アイドル

℃-uteが解散する」というニュースが飛び込んできたのは今日の朝だった。

SMAPの解散も飛び上がるほど衝撃的だったけど、より身内事に感じてしまうのはこちらの方だったりする。SMAPは自分が物心ついたときには既にスターであったのに対して、℃-uteはその成り立ちより以前から見てきたので思い入れが違うのかもしれない。近年なんとなく解散するのかな、という雰囲気を感じていたので、衝撃はさほどではなかったけど、それまでを思うと感慨深いものがあった。

℃-uteはもともと2002年にオーディションで選ばれた「ハロー!プロジェクト・キッズ」の15人のうち、7人から選ばれたグループである。そのうち8人はBerryz工房として結成された(現在既に解散)。Berryz工房が比較的早くデビューしたのに対し*1℃-uteだけデビューが遅れたので「余り物」とか「非ベリキッズ」とかあまり良くない言われ方をしていた。そのぶんデビューしたときの喜びは本人たちにとってひとしおだっただろうと思う。

ハロプロキッズがまだ「Berryz工房」や「℃-ute」ではなく、ひとまとめに「キッズ」と呼ばれていたとき、当時は自分とほぼ同年代の、少しこの間まで普通の小学生だった子たちが、自分の好きなモーニング娘。タンポポの曲をコンサートでカバーして歌ったり、バックで踊っているのが理解できなくて、ちょっとした反抗心を持っていた。「憧れ」という気持ちは当時モーニング娘。にあり、キッズに対してそういう気持ちはあまり持っていなかった。それから別々のグループが結成され、事務所に飼い慣らされるまま、自分は反抗心を持っていたキッズにも堕ちていくことになる。それからは、「自分と年が変わらないプロのアイドル」として彼女たちを見るようになった。

Berryz工房℃-uteが結成されたとき、ハロプロの一般人気は既に下降気味だったけど、コアな人気はあのときがピークだっただろうと思う。「ベリキューモーニング娘。を超えるときがいずれ来る」という風潮すらあり、次世代のハロプロに期待した人たちが一様に熱を上げ、少しでも自分の好きなアイドルを支えようと奮起になっていた。自分がいわゆる「ヲタク」だと本格的に自覚しはじめたのもこのときだったので、キッズと一緒に人生を過ごし、成長してきたようなものなのである。

こういう、当時は普通の女の子だった人たちが、プロのアイドルになっていく過程を見届けられるのが、アイドルのファンをやっている上での醍醐味なんだと常々思う。誰も一様にアイドルとしての才能を持っていたわけではない。誰がどう成長していくのか分からない。それがたまらなく面白いし、楽しくて目が離せない。

Berryz工房が解散した今、℃-uteも解散してしまうのは「キッズ」が終わってしまったようで、悲しいし、寂しいし、名残惜しい。けれど、これからはそれぞれの道を歩いていってほしい。5人の人生はまだまだ長いのです。

解散するのは来年の6月とのことだけど、今までお疲れ様でした。長い間、ありがとう。

*1:いま思えば最年少が当時9歳だったので早すぎる