kewpie's blog

日常のことが多め。

おすすめ本「宇宙からの帰還」

すでに読んだことのある本でおすすめしたいものを紹介してみることにしました。

宇宙からの帰還 (中公文庫)

宇宙からの帰還 (中公文庫)

 

宇宙好きが高じて購入した本。宇宙好きについてはここらへんとかに書いてあります。昔から宇宙に行った人の体験談というのに興味があって、毛利衛さんとかがテレビに出ていると見ていた記憶があるのだけど、だいたい宇宙飛行士の人がテレビに出ていても話されることは「地球はやっぱり青かった」「無重力空間は大変」みたいな話が多くて、それ以上の具体的な話というのは聞いたことがなかった。語り尽くされた感じの話じゃなくて、もっと内面に迫った話はどこかで聞けないものなのか、と思いながら調べていたらこの本に載っているらしいので買うことにした。

結論から言うと、自分の好奇心を満たしてくれる本という感じ。宇宙飛行士一人一人の生い立ちから宇宙に行くまでの経緯、行ってから人生がどう変わったかという部分まで丁寧にインタビューされている。一番興味があったのは宇宙に行く前と行った後の変化だったのだけど、人によってかなり違うらしい。おもしろかったのは無神論者の人が宇宙に行くと神を信じるようになった、という体験談だった。宇宙空間から見る地球を見るとあまりにも奇跡の存在のように思えて神が創ったとしか考えられなくなった、と言っている人もいて、そんなことは宇宙に行かないと分からないので生まれてこのかた地球から出たことのない人間としては興味深かった。

宇宙についてもいままで知らなかったことがたくさん書かれているのだけど、とにかくインタビューされている宇宙飛行士一人一人の人生ドラマが濃い。宇宙に行ってなにも変わらなかった人もいればうつ病になってしまった人までいて、一概に語れない感じがおもしろい。あんまりネタバレしまくるのもなんなので、ぜひ手にとって読んでほしい。

文庫本なのだけど結構分厚いのと、中身の情報量が多いので読んでいるとだんだん眠たくなってくる。一気に読破してしまう感じの本ではないので何回かに分けて読んでみてもいいと思う。