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kewpie's blog

日常のことが多め。

映画「白蛇伝」を見た

前々から気になっていたアニメ映画を見ました。

白蛇伝 [DVD]

白蛇伝 [DVD]

 

日本で最初に作られたカラー長編アニメーション映画らしく、当時の東映映画の威信をかけて制作されたそうです。この映画を見た宮崎駿さんは東映動画に入社を決めたほど影響を受けたらしく、その話を聞いてそんなにすごい映画なのか!と思い、前々から見てみようと思っていました。

あらすじなどはWikipediaを見てください

感想

制作されたのが1958年だそうですが、びっくりするくらい動く。ディズニーの「白雪姫」*1や「不思議の国のアリス」も見たことがあるのですが、同じくらい動いてる気がする。というより、ディズニー映画をそのまま東洋風にしたような感じ。「白雪姫」のほうが早くに公開されているので、技術としては遅れをとっていたのかもしれないけど、それでもとても日本初のアニメ映画とは思えないです。

原作は中国の民話「白蛇伝」から来ていて、世界観は古代の中国そのまま。白蛇から人間に化けた主人公が、人間と恋愛をする、というごくごくありがちな話だけど、例のごとく妨害をされまくり、それでも最後は幸せになる、という感じ。最初はおどろおどろしい感じなのかなあと思ってビクビクしていたけど、別にまあそんなことはありませんでした。全体の雰囲気としてはゆったりとして良い。最初は敵だった動物が手助けをしまくっているシーンを見て、なんとなく桃太郎を思い出した。

とにかく異様なほど作画が綺麗で、キャラクターが動きまくるので、それでも見る価値はあるけど、驚いたのが声優が2人しかいなくて、1人10役をこなしまくっていることです。似たような例で「まんが日本昔ばなし」があるけど、自然すぎてまったく気づかなかった。声優とはなんなのか、みたいなふうに考えてしまった。

Youtubeとかに予告編が落ちていて、なんとなく雰囲気はつかめるけど、なぜか支離滅裂で意味がわからない感じになっているので、本編とは結構違う感じがしました。とにかく派手に宣伝すればいい、みたいな感じが若干する。

とにかく素晴らしかったので、アニメ好きのコアな人だけ見るみたいな感じじゃなくて*2、もっと知名度があってもいい作品なのでは、と思いました。こういう作品は地上波ではあまり放映されないのだろうか…。個人的には、鉄コン筋クリート以来に見て良かったと思えるアニメ映画でした。

*1:こちらは世界初の長編アニメーション映画

*2:私は別にそういう感じではない