kewpie's blog

日常のことが多め。

道に迷って死にそうになった

昨日、こうめさんが京都にいらっしゃるとのことで、8人くらいでワイワイやる会が開催されて、自分も参加させていただいた。魚と天ぷらを食べながら、1時間くらいワイワイやったと思う。デザインの話とかしたかったけど、口下手なのと自分の持ち時間が少なかったのでなかなかできず残念だった…(また今度お会いしたときはよろしくお願いします!)。それでも楽しかったし、こういう機会があるのはうれしい。

もともと終電までに帰らないといけないので、途中で退席させていただくことになっていた。Pちゃんに店の前まで送ってもらって、駅を目指した。いつも烏丸御池駅から帰るのだけど、店からだと10分~15分くらいかかるので、今回は最寄の地下鉄に乗ろうと思い、店に行くときに駅がどこにあるかは確認していた。記憶だと店のすぐ前、徒歩1分程度の場所に地下鉄はあった。

駅を目指して5分か10分くらい歩いて、これはおかしいのではないか、と思った。迷ったときあるあるなんだけど、すぐそこにあるはずの目印が見えてこない。スマホを持っているのに自分の勘で歩いていたのが運のツキだった。そもそも京都の繁華街には滅多に来ないのに、自分の勘を頼るのもおかしな話である。土地勘も何もないのに。

不安になってきたのでGoogle Mapsで確認したら、案の定自分が目指していた方向とは真逆の方向に歩いていた。絵で表すとこういう状態。

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思い返すと、店を出た瞬間から道を間違えていた。行きの道と帰りの道の左右がわからなくなる、というのはわりとよくある話ではあると思うけど。京都は碁盤の目になっているので間違えてもすぐに戻れる、という話だけど、道を覚えるのよりも景観を覚えて歩くタイプの自分からすると、似たようなビルや通りが多いのでよくわからなかった。過去2回同じパターンで迷っているのに、また同じパターンに引っかかってしまった。

電車の時間は24分だけど、すでにその時20分だった。とりあえずいま引き返さないと、電車には間に合わなくても駅には着かないとヤバいと思い、ひたすら来た道を戻り、コンパスが指す方角を目指した。「あの光の指す方向にラピュタがあるのだ」、ムスカの声が蘇る。

駅はぐんぐん近づいてきているけど、そのまま進めばいいというわけにいかなかった。交差点という刺客である。都会の交差点に慣れていない私は、どこの交差点を通ればいいのかわからなかった。頭はパニックになっていて右も左もわからない。とりあえず歩いてみてコンパスと違ったら戻る、というのを何回か繰り返した。

逆走しては戻るを繰り返した結果、やっとコンパスと自分の頭が一致し、行くときに確認した駅に着いた。駅構内でも若干迷ったけど、地下鉄は毎日使っているのでまあ大丈夫だった。乗り場に下りると、電車はもうすぐ来るようだった。やっと来た!と思い電車に乗ろうとすると、「この電車は当駅着ですので乗らないでください」というアナウンスが流れた。回送だった。見事に騙されかけた。

このときになって、そろそろ本格的にまずいのでは、と思いはじめた。次の電車が到着して、そこから乗り換えて、別の電車に乗るまでの猶予が1分しかない。それも終電1本前ギリギリであった。日付が変わる前に帰るはずが、これを逃すとあとは1時間後、着くころには日付は変わってしまう。せいぜい30分とかの距離ならいいけど、普通で1時間半はかかる。何よりキツいのは、1時間も人気がまばらな駅で時間を潰すことである。自分の住んでいるところは田舎なので、終着時間は都会とほぼ変わらなくても発時間が早い。10時半には帰らないと帰れなくなってしまうのであった。

それだけは絶対に避けたいと思い、とにかく電車に乗った。猶予は1分しかなくても、とりあえず走ろうと誓った。駆け込みは危ないので、ホームに着いて無理そうだったら大人しく1時間後を待つしかない。駅に着いた瞬間、恐ろしいほど足が動いた。あれだけ俊敏な動きをしたのはいつぶりだろうか。50m12秒の私が、火事場の馬鹿力というやつであろうか、いつもは階段でペースが落ちてノロノロするのに、もはや意地で駆け上った。ほぼ誰もいない駅を爆走した。

ホームに着くと、たまたま満員電車で混雑していて、時間通り発車できなかったようで、何事もなく人の群れの中に収まり、涼しい顔で出発した。初めて満員電車に感謝した。これが特急とかならあっさり発車されて、ホームで立ち尽くしていたと思う。

そんなわけで、無事日付が変わる前に家に着くことができた。これほど自分が道に迷う人間だと思っていなかったので見くびっていたところがあり*1、乗ってから1時間くらい落ち込みまくっていた。まさか徒歩1分の駅に20分も使うとは思ってなかったし、時間も余裕を持っていたはずなのに想定外だった。

迷いやすい人は、行くときにちゃんと道順を確認しましょう。スマホを持っていても迷ったので、使う側の冷静な頭が何より重要っぽい。気をつけましょう!

*1:そういえば、ストリートビューを見ても迷う人間であった